鹿児島市発注の工事で磯の異人館の復元工事の担当をすることになりました。
異人館は国の重要文化財で、昨年内装を全部はがして耐震補強工事を行っていて、今回はそれを復元する工事になります。

取り外した建具・造作材は全て元の場所が分かるようにラベリングされた状態で、建物近くの工事現場事務所に保管してあります。

丁番も取替の必要なものがあり、なかには現存しない金物もあり、どこにどう発注したらよいものかしばらく悩みました。

この建築(復元)はまさに未知の世界で、今までの経験でどれだけ歯が立つのか正直分からないチャレンジの多い案件になりそうです。 

現存しない丁番
異人館と桜島