施工前の写真。ちょっと分かりづらいですが、元の作業机は待合室を向く一面にしか無く手狭でした。
そこで元あった作りつけ家具と直角の壁面に天板を新たに増設!見た目もなるべく近いものを探しました。
壁の途中には凹みがあり、明かり採りのステンドガラスが入ってるスペースにも棚を設け、印刷機を収められるようにしたので空間が広く使えます。
天板の長さは 2m50cm もあるので、パソコン作業の動線にも余裕がうまれますね。
最も気を使ったのは、既設の円形天板と新設天板とのジョイント部分。現地で採寸して、工場でつくった型をまた現地に当てに行って再確認したほど。
天板の左側には既設の目隠しパーテーションと天板上に設けた丸新製目隠しパネルで、個室風に作業が出来るようになっています。
このようにオーダーメイドの家具は、規格ものの事務机ではできない空間づくりを可能にします。使う人の気持ちにも余裕が生まれますね。